鮫と武

「手ぇ離すなよ」
「――うん」
「…まだ離すんじゃねえぞ」
「うん、離さないから」
「……絶っっ対に離すんじゃねえぞ」
「わかったから、ほらスクアーロ、思い切って行けって。がーっと！」
「よ、よし。行くぜぇ。（間）――これでいいんだな武？ってもう居ねえぇぇぇ！！」
「おー、上手いぞ！その調子…あ、でも前見て運転しねーと危」

どんがらがっしゃーん

「うぉおい！離さねぇって言っただろうが！！」
「わりー！だってスクアーロ、ぎゅーんって進んでっちゃうしもう平気かなって」

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スクアーロ（というかヴァリアー）、自転車に乗れなさそうだよねと。
山本と一緒に近所の公園で乗る練習してたら萌える。黙って手を離されたら子供みたいに怒るスクアーロとか萌える…。とまあそんなことを考えました。
手とか足とか擦りむいたスクアーロの手当てを、マキロン片手に山本がすればいいです。
任務のケガでは痛みを感じないのに、こんな小さい擦り傷がなぜこれほど痛むのかとスクアーロが不思議に思えばいいです。
うまく乗れるようになったら海まで行こうなとか、そんな約束をしていればいいです。（どこの少女漫画ですか）